当発電所の主要設備をご紹介します。大きくはペレット製造棟の設備と、CHP棟設備の2つに分けられます。
ペレット製造棟にて木材をペレットにし、そのペレットをCHP棟にて発電まで行っています。
道内から集めた木材をここでペレットに加工します。
ペレットは、均一性の高い燃料の形であり、より安定した発電のためにはペレットの品質が非常に重要になります。
現在、15,000t/年 以上のペレットを製造しています。
ツインチッパー
ペレットを作るためには最初に丸太を砕き、大量のチップを作ります。
ベルトドライヤー
砕いただけのチップは含水率が30-50%とばらつきが大きく、ペレットに成形できない為、チップに熱風を当て含水率10%前後にまで乾燥させます。
乾燥にはペレットガス化炉とエンジンから出る熱を活用しています。
ペレットミル
乾燥させたチップを成形します。成形は、圧縮/熱/松ヤニ成分にて行われます。
ここで成形されたペレットは熱くもろい為、冷却して完成となります。
ガス化炉
ペレットを不完全燃焼させることでガスを抽出します。密閉された炉の中で750‐800℃に燃焼させたペレットはガスと粉木炭になります。
※CHP=Combined Heat & Power
ガスエンジンと発電機
ペレット不完全燃焼により発生したガスをガスエンジンに送り、動力を発電機により電気に変えています。
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